製品情報

  • BIOPAC systems社

MRI用筋電図アンプ – EMG100C-MRI

選択可能な信号処理 — データ収集中にフィルターを適用したり、データを変換したりする機能
最大16台のアンプモジュールをカスケード接続可能 — マルチパラメータまたは複数被験者の研究に対応
MRI対応スマートアンプ
EMG100C-MRI筋電図アンプは、一般的な筋電および骨格筋の電気活動を増幅します。このアンプは AcqKnowledge と直接連携し、生EMG信号を自動的に積分し、詳細な周波数解析を提供します。

高速応答およびセトリングタイム特性 を備えているため、シングルファイバーEMG、運動単位、末梢神経活動電位 のモニタリングにも使用可能です。

製品概要

EMG100C-MRIアンプは、MECMRI-BIOP MRIケーブル/フィルターセット と併用する必要があります。

fEMG(機能的筋電図) の記録には、EL510 使い捨て Ag-AgCl RT電極(プレワイヤード)を推奨します。これらの電極は 肌に優しく、よくフィットし、接触面積を縮小するためにカット可能 です。(ADD204 を使用して接触面積を縮小することも可能です。)

EMG100C-MRIは、MP200データ収集・解析プラットフォームおよび AcqKnowledge ソフトウェアと連携し、さまざまな用途に対応する高度な解析を可能にし、幅広い信号や測定の取得をサポート する 完全な研究システム の一部です。

MRI使用条件: 7Tまで対応

条件: EMG100C-MRIアンプはコントロールルームに設置し、MECMRI-BIOP フィルター付きケーブルセットおよび推奨MRリード線/電極/トランスデューサと併用します。7TまでのMRI環境でテスト済み。

特徴:

電極およびトランスデューサリード線の配置に対する感度が低い

ゲイン選択の精度向上

生理信号の周波数帯域内でスペクトル欠損なし

コンピュータによるリアルタイム処理や後処理の必要性を最小限に抑制

クリーンなデータをリアルタイムのアナログ出力として提供

重要!

MRI環境で生体電位測定を行う際の安全ガイドラインを必ず参照してください。

MRIスマートアンプを使用することで、fMRIやMRIでの生理信号の記録がより簡単になり、最終的なデータの品質も向上します。

MRIスマートアンプには、高度な信号処理回路が組み込まれており、MRI環境で発生する不要なアーチファクト(MRIアーチファクト) を除去します。信号処理プロセッサは、ShimやEPIなどのMRIシーケンスにおけるグラディエントスイッチングによるMRIアーチファクトと生理信号を区別することができます。

MRIによる一時的なアーチファクトを信号の発生源で除去するため、通常の(非MRI環境での)生理信号記録と同じサンプリングレートで測定が可能です。

主な特徴

仕様

利得 ×500, ×1000, ×2000, ×5000
出力レンジ ±10V(アナログ)
応答周波数(高域側) 500Hz, 5000Hz
応答周波数(低域側) 1.0Hz, 10Hz, 100Hz
ノッチフィルタ 50dB除去(50/60Hz)
ノイズ電圧 0.2μV(10Hz―500Hz)
入力インピーダンス 2MΩ(差動),1000MΩ(同相)
CMRR 110dB 最小(50/60Hz)
CMIV ±10V(アンプGND),±1500VDC(メインGND)
寸法 40(W)×110(D)×190(H)mm
重量 350g
入力電圧レンジ Gain  Vin(mV)
500    ±20
1000  ±10
2000  ±5
5000  ±2

 

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