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  • BIOPAC systems社

皮膚抵抗トランスデューサ – TSD203

TSD203 皮膚コンダクタンストランスデューサーは、EDA100C アンプ(または旧型の GSR100C アンプ)に接続して、皮膚コンダクタンス(皮膚電気反応)レベルを記録します。

Ag-AgCl(塩化銀)製の非分極性電極が、それぞれ個別のエルゴノミクス設計のポリウレタン製ハウジングに取り付けられており、皮膚との接触を最適化するとともに、タッチプルーフコネクタで終端されています。TSD203 はシールド構造を採用しており、ノイズ干渉を最小限に抑え、測定精度を向上させます。

電極は、面ファスナー式ストラップにより指に装着します。電極の接触面は直径6 mmで、電極用ジェルを収容できるように1.6 mmのキャビティ(くぼみ)を備えています。


使用に関する推奨事項
EDA(皮膚電気活動)を正しく測定するためには、皮膚と電極との間に良好な電気的接触が必要です。GEL101 を使用する場合、記録を開始する前にジェルが皮膚に十分に浸透し、良好な接触を確保することが重要です。したがって、以下の手順に従ってください:

TSD203 電極のキャビティに GEL101 を充填します。

TSD203 電極を被験者に装着します。

データ記録を開始する前に最低5分間 待機します。

EDA100C のゲイン設定を確認する方法:
AcqKnowledge を使用して、低周波応答を DC に校正します:

「スケーリング」ウィンドウで、入力電圧が感度設定で示される “DC” のコンダクタンス範囲にマッピングされるように設定します。
 例:EDA100C のゲインが 5 µmho/V に設定されている場合、0 V は 0 µmho(無限大の抵抗)に、1 V は 5 µmho に対応するように設定します。

低周波応答を DC に設定します。

EDA100C のゲインスイッチを 5 µmho/V に設定します。

測定手順:

電極を接続しない状態で測定を行います。
 → AcqKnowledge の表示は 0 µmho になるはずです。

絶縁された 100 kΩの抵抗 を、電極パッド間に設置します(抵抗は指から絶縁してください)。

電極+抵抗の構成で測定を行います。
 → AcqKnowledge の表示は 10 µmho になるはずです。

製品概要

主な特徴

仕様

電極タイプ Ag/AgCI
表面領域 接触面6mm
アタッチメント 一体式 Velcroストラップ
滅菌
ケーブル長 3m
寸法 16(L)×17(W)×8(H)mm(各電極)
重量 4.5g
インタフェース EDA100C(皮膚電気活動アンプ)

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