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BIOPAC systems

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2チャンネル筋電図アンプ – BN-EMG2

BN-EMG2は最大2部位の筋電活動を高感度で記録できる、完全ワイヤレス設計で自由な動作計測を可能にしたアンプです。
2,000Hzの高速サンプリングと高S/N比・高解像度の波形をリアルタイムで記録し、正確なEMG解析を実現します。

取得する生データは 5.0 Hz から 500 Hz の範囲に帯域制限され、高品質の記録を提供します。
内部にはハイパスフィルターとローパスフィルターが組み込まれており、筋細胞が発生する電位による EMG 波形を高品質に取得できます。
高い信号対雑音比と高精度の時間ベースのサンプリング解像度により、平均および中央値の周波数、パワースペクトル、または統合分析研究のための正確な測定が可能になります。

MP200(または旧型の MP160/MP150)データ収集および分析プラットフォーム、および AcqKnowledge ソフトウェアと連携し、多様なアプリケーションにおける高度な解析と広範な信号取得をサポートします。

製品概要

モジュールセットのゲインは固定で 2,000 です。測定可能な最大 EMG 信号は 10 mV ピーク・トゥ・ピークで、検出可能な最小信号は 1.5 µV rms 未満です。

生体電位アンプ/トランスミッターの信号対雑音比(SNR)は非常に高く(65 dB 以上)、アンプ/送信システムのノイズフロアは 1.5 µV rms(帯域幅 5.0 Hz ~ 500 Hz)に抑えられます。

デジタルデータのバッファリングとワイヤレス送信の影響により、±0.5 ms rms の可変タイミングジッターがあります。そのため、神経伝導速度(NCV)測定や、極めて詳細なタイミングの違いなどを測定する生理学的研究には、当製品ではなくBIOPAC の有線アンプ(EMG100C など)を推奨します。

トランスミッターはバッテリー駆動で、他の記録用接地や電源とは完全に独立して動作します。バッテリーは、最大 72 時間の連続動作が可能です。

コモンモード除去比(CMRR)は非常に高いです。そのため、電源ノイズ(50 Hz または 60 Hz)を除去するノッチフィルターは通常必要ありません。

主な特徴

仕 様

利得 ×2000
出力レンジ ±10V(アナログ)
応答周波数(高域側) 5.0Hz
応答周波数(低域側) 500Hz
ノッチフィルタ 50/60Hz
ノイズ電圧 1.5μV rms(1.0Hz-500Hz)
CMII 1000MΩ(50/60Hz)
CMRR 110dB typical(50/60Hz), 90dB minimum
寸法(送信機) 60(W)×40(D)×20(H)mm, 54g
寸法(受信機) 40(W)×110(D)×190(H)mm, 380g
トランスミッター ウルトラローパワー 2.4GHz
バッテリー L-ionバッテリー 充電時間:~1時間 充電回数:~500回
駆動時間 72時間(最大)
入力電圧レンジ ±10mV

詳細情報

トランスミッターは、伸縮性のある Velcro ストラップ、ストレッチメッシュ製の BioNomadix シャツ(アクセサリー参照)、または自己粘着性の Coban™ ラップ(WRAP1)を使用して、被験者の脚、腕、頭部、または胴体に装着できます。

また、複数の BioNomadix を使用することで、生体電位またはトランスデューサー信号を必要とする研究に最適なシグナルの組み合わせを提供できます。MP200 リサーチシステムを使用することで、最大 16 チャネルの BioNomadix データを取得できます。

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積分筋電

周波数解析

筋活動検出

実効値

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