製品情報

  • BIOPAC systems社

圧力トランスデューサ – TSD110

TSD110 は、差圧トランスデューサ(TSD160B)、センサー(RX110)、およびチューブ(AFT30) で構成されるトランスデューサアセンブリです。DA100C アンプと接続し、MP1x0 研究システムと併用 することで、さまざまな生理学的測定を実施できます。

この 圧力パッド / 呼吸トランスデューサ(TSD110) は 電気的接続を必要とせず、テープ(TAPE1)を使用してさまざまな体の部位に装着可能 です。

製品概要

用途

主要な動脈部位に設置して脈拍を測定

非侵襲的に呼吸を測定(マウスなどの小動物から人間まで対応)

小さな押圧(指をつまむ力など)を測定し、パーキンソン病評価に活用

顔の表情(微笑み、しかめ面など)を測定

嚥下(飲み込み動作)を測定

歯のかみ合わせの間隔や圧力を測定

驚愕反射(スタートルブリンク)の測定

幼児や新生児からの生理データ記録に関するベストプラクティスについては、”Best Practices for Recording from Newborns, Infants & Toddlers” を参照してください。

主な特徴

仕様

チューブ長 1.6m
パッド直径 20mm
パッド厚 3.18mm
チューブ外径 2.2mm
チューブ内径 1.6mm
MRI互換
インタフェース DA100C

詳細情報

呼吸測定(Respiration)

動物: 高品質な呼吸信号を取得するには、麻酔を施した動物をセンサーパッド上に配置し、チューブを DA100C アンプの圧力トランスデューサ へ接続します。

人間: TSD110 を 胸部に巻きつけたストラップの下に配置 するか、直接胸部にテープで固定 することで呼吸を記録できます。

フィンガータップ応答(Finger Tap Response)

TSD110 をタップ可能な位置に設置し、被験者が 単純な ON/OFF 信号 や モノトニックに変化する信号 を用いて刺激に反応できるようにします。より複雑な測定が必要な場合は、複数のトランスデューサを使用 できます。

脈拍および脈拍数の測定(Pulse and Pulse Rate)

脈波形を記録する場合、トランスデューサを 指先の周囲 や 頸動脈や橈骨動脈などの主要な動脈部位 に配置します。

嚥下(Swallowing / Deglutition)

TSD110 は 最小限の侵襲性で、簡単に設置できる ため、乳児や幼児のデータ収集にも適しています(MRI 環境では TSD110-MRI を使用)。

喉の筋肉上に配置 することで、嚥下、会話、飲水時などの動作に応じた圧力パッドデータの変化を記録できます。

デモ映像は “Videos” タブで確認できます。

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