製品情報

fNIRS教育システム – fNIR104E

fNIR104E

fNIRS教育システムには、カリキュラム教材、ハードウェア、ソフトウェアが含まれており、最大6個のオプトードによる近赤外分光法（NIRS）データの記録・処理・解析が可能です。スタンドアロン型のfNIRSイメージングシステムは、実験室内での認知機能評価を実現し、機能的MRIに伴う多くの課題を解消します。

被験者はコンピュータの前に座ってテストを受けたり、移動を伴う課題を実施したりすることができます。fNIRSの応用例には、ブレイン・コンピュータ・インターフェース（Brain Computer Interface）、人間のパフォーマンス評価（Human Performance Assessment）、神経リハビリテーション（Neurorehabilitation）、麻酔深度のモニタリング（Depth of Anesthesia Monitoring）など、多岐にわたります。

製品概要

連続波近赤外分光法（NIRS）に対応したfNIR教育システムには、以下が含まれます。

•Imager 3000Eコントロールユニット（最大6オプトード対応）

•センサーおよびケーブル 　fNIR3000Eには、6チャンネルセンサー1つとセンサーケーブル1本が含まれます。

•fNIRSoftおよびCOBlソフトウェア 　データ収集と解析用のソフトウェア（内容は30日前の予告で変更される場合があります。ソフトウェアに変更があった場合、既存のライセンス所有者には代替ソフトウェアが提供されます）

•脳機能および筋肉酸素動態に関するNIRSラボ教材 　F01〜F04のレッスンでは、認知および神経筋課題中に生じる脱酸素化ヘモグロビン（Hb）と酸化ヘモグロビン（HbO₂）の変化を測定する、学生にも扱いやすい9つの実習をステップバイステップでガイドします。学生は、730nm（脱酸素Hb）および850nm（酸素Hb）という2つの波長で、額と前腕からNIRS測定を行います。

主な特徴

fNIRSレッスンライセンス F01〜F04
このシステムには、以下のfNIRSレッスン実験が含まれています。

•F01
fNIRSシステムと前腕で測定される酸素化変化
Exercise 1：血流遮断による酸素化変化
Exercise 2：重力による酸素化変化
Exercise 3：握力運動後の筋肉酸素化変化

•F02
fNIRSシステム、全身信号およびアーティファクト
Exercise 1：頭部の動きの影響
Exercise 2：皮膚の影響
Exercise 3：全身性の影響 — 血圧変化

•F03
言語流暢性課題中のfNIRS測定
Exercise 1：音素言語流暢性（Phonemics Verbal Fluency; PVF）課題
Exercise 2：意味言語流暢性（Semantic Verbal Fluency; SVF）課題

•F04
単一および二重課題中のfNIRS測定
Exercise 1：単一課題と二重課題

fNIRSレッスンは、以下のような臨床および研究の現場で活躍するための学生の準備をサポートします。

•心理学

•神経科学

•スポーツ医学

•理学療法

•言語病理学

•教育学

•生物医学工学

Imager 3000Eの主な仕様

•最大光源数（Max Sources）：2

•最大検出器数（Max Detectors）：6

•最大サンプリング周波数（Max Sampling Frequency）：2 Hz

•ワイヤレス機能：なし

•同期ポート：なし

•寸法（Dimensions）：106 mm × 32 mm × 106 mm

•ケースカラー：黒（旧モデル2000Eはベージュ）

fNIRSoft（fS）ソフトウェア＆COBI Studioについて

fS（fNIRSoft）は、3000E Imager用の教育システム向けソフトウェアパッケージです。fSのビューワーやデータ管理ツールを使って、機能的近赤外分光法（fNIRS）信号の処理、解析、可視化が行えます。リアルタイムでデータを確認でき、取得後の詳細な解析も可能です。

COBI Studio（Cognitive Optical Brain Imaging）ソフトウェアは、連続実験を行うために設計されており、録音開始が簡単にできるほか、fNIRSデータや外部刺激からの同期マーカーなど、実験データを標準化された形式で保存できます。

fNIRS教育システム – fNIR104E

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