深部組織酸素化モニター

moorVMS-NIRS 深部組織酸素化モニターは、近赤外分光によりより深い組織、例えば筋肉や脳の酸素化状態を評価するように設計された装置です。
例えば運動中の筋肉の測定などが行えます。

測定項目は酸素飽和度（SO2）、oxyHb、deoxyHbです。
この装置は２チャンネル測定が可能です。

測定深度は使用するプローブホルダーの間隔（30,40,50mm)により異なります。
一般的にプローブ間隔が広い方が測定深度は深くなります。
測定部位により条件が違うため一概に正確な測定深度を提示することは難しいですが、物理モデルでは測定平均深度は10〜15mmであると予測されています。
酸素飽和度SO2の場合は上部組織層（約2mm）に対する感度は抑制されています。

moorVMS-NIRSは最大5Hzで測定を行います。
moorVMS-PCソフトウェアへのデータ出力は40Hzで行われます。