製品情報
- ripple社
Summit
Explorer Summit
軽量かつポータブルなパッケージで提供するマルチモーダル強力電気生理システム
Ripple Neuromed の Summit プロセッサ は、手のひらサイズに収まる筐体で、最大512チャンネルの同時記録と刺激を実現します。
真にモジュール式のシステムである Summit は、専用のフロントエンドを使用して、高品質なマルチモーダル電気生理信号を記録できます。オンボード処理機能と高度な API により、あらゆる用途に柔軟に対応します。数分でセットアップでき、ラボと手術室の間で迅速に移行可能です。
画期的な汎用性を備えた Summit プロセッサは、スタンドアロンシステムとして、またはてんかんモニタリングユニットの既存臨床システムを補完する形で、ラボや手術室の両方で使用できます。高インピーダンスマイクロ電極と標準的な臨床用電極の両方に対応し、1台のプロセッサで幅広い生理データを記録することが可能です。
無線データ伝送、内蔵バッテリー、内部データ保存機能を備えた Summit プロセッサは、先端的な神経生理学、神経刺激、神経補綴開発、ブレイン・マシン・インターフェース実験のためのポータブルプラットフォームです。
ハイライト
・最大512チャンネルの同時刺激および記録
・電気生理記録を最適化する専用フロントエンド
・動的実験とクローズドループ刺激のためのオンボード処理
・カスタムアプリケーション用の高度な API
・小型かつポータブルでモバイルアプリケーションに最適
・研究室および臨床研究向けの安全規格（ISO 60601）準拠
製品概要
仕様概要
・最大512チャンネル（1台あたり、2台使用で最大1024チャンネル）記録可能
・すべてのチャンネルで同時に記録と刺激 が可能
・30 kHzサンプリングレート により単一ニューロン活動を高精度記録
・軽量（700グラム） – 病院やラボ間の移動が容易
・多用途性 – 専用フロントエンド、あらゆる実験に対応する同時記録と刺激
・ウェアラブル – 無線通信、内蔵バッテリー、オンボードストレージ
・シームレスなセットアップ – 数分でセットアップして記録開始可能
・リアルタイム・クローズドループ制御 – プログラム制御、リアルタイムフィードバック、MATLAB & Python API 対応
ポータビリティ
わずか700グラムの Summit は、軽量でポータブルな形状を提供し、病院やラボ間で容易に持ち運びが可能です。
安全性
世界中で使用され、多くの高インパクトな査読付きジャーナルで報告されている Summit は、研究室および臨床研究向けに ISO 60601 の安全基準に準拠して設計されています。
主な特徴
| 解像度 | 24bit(Macro) 16bit(Micro2) |
|---|---|
| ノイズ | <1μVrms(Macro) 2.1μVrms(Micro2) |
| 同相信号除去比(CMRP) | 110dB(Macro) 82dB(Micro2) |
| サンプリングレート | 7.5kHz(Macro) 30kHz(Micro2) |
| 入力レンジ(最大) | ± 2 V(Macro) ± 12 V(Micro2) |
| 入力インピーダンス | 1 GΩ, 20 pF |
| 周波数帯域 | DC ~ 2kHz(Macro) 0.1Hz ~ 7.5kHz(Micro2) |
| チャンネル数 | 512ch |
| アナログI/O | 入力:28ch、出力:28ch |
| デジタルI/O | 入力:20ch、出力:20ch、ストロボ:2 |
| バッテリ | 内部：2時間 外部：4~6時間 |
| PCへのデータ転送 | ギガバイトイーサネット |
| 寸法 | 183mm、95mm、36mm |
| 重さ | 700mm |
| 電流範囲 | ±15mA(Macro) ±1.5mA(Micro2) |
| コンプライアンス電圧 | ±9V – ±30 V(Macro) ±8.5v(Micro2) |
| パルス間隔 | 33.3µs(Macro) 1μs(Micro2) |
| 周波数 | DC – 15kHz |
