製品情報

  • ripple社

QUEST HD + STIM

Explorer Quest HD+Stim
カスタム可能なプログラム式経頭蓋刺激(tES)および EEG/ERP 記録システム

Quest HD のフル機能録音機能をさらに拡張した Quest HD+Stim は、tDCS(経頭蓋直流刺激)、tACS(経頭蓋交流刺激)、tPCS(経頭蓋パルス刺激)、tRNS(経頭蓋ランダムノイズ刺激)など、幅広い tES(経頭蓋電気刺激)機能を提供します。

広範なソフトウェア API により、カスタマイズされた新しい波形で自由に実験が可能です。Quest HD+Stim の強力なオンボード処理機能を活用して、被験者の行動反応や電気生理学的反応に基づき、実験刺激を調整することもできます。

Quest HD のすべてのモビリティと記録機能を備えたまま、Quest HD+Stim は最大256チャンネル構成で HD tES(高密度経頭蓋電気刺激)と HD EEG(高密度脳波計測)を同時に実行できます。標準で20の追加入出力ポートを備えたデジタル I/O モジュールが付属し、刺激提示システムや外部デバイスとの接続が可能です。

ハイライト
・Quest HD のすべてのモビリティと機能を搭載
・経頭蓋刺激と EEG/ERP 記録の同時実施
・安全性確保のための可変コンプライアンス電圧および電流制限
・刺激パラメータのクローズドループ制御
・研究室および臨床研究用の安全規格に準拠

製品概要

仕様概要

最大256チャンネル の EEG 記録および刺激が可能

7.5 kHz のサンプリングレートで最高品質のデータ取得

柔軟な刺激 – 制限なし。任意・複雑な波形生成が可能

選択的刺激 – サブミリ秒の切り替え時間で256チャンネル中最大16チャンネル同時刺激が可能

リアルタイム・クローズドループ制御 – MATLAB および Python API によるプログラム制御とリアルタイムフィードバック

マルチモーダル – 単一のハードウェアとソフトウェアプラットフォームで HD EEG 記録と HD tES 刺激を実現

柔軟な刺激
多くの市販製品とは異なり、Quest HD+Stim は単純な波形に制限されません。刺激パラメータは33μ秒ごとに更新できるため、真に任意の波形生成が可能です。

リアルタイム・クローズドループ制御
実験設定やカスタム刺激パラダイムは、ユニークなトリガーによってプログラムおよび開始され、MATLAB および Python の包括的な API を用いてリアルタイム制御が可能です。

主な特徴

解像度 24-bit
同相信号除去比(CMRP) 110dB
サンプリングレート 7.5ksps
入力レンジ(最小) ± 0.1875 V, gain of 24
入力レンジ(最大) ± 2 V, gain of 1
入力インピーダンス 1 GΩ, 20 pF
周波数帯域 DC to 3kHz
チャンネル数 64/256 EEG/ERP + 32/64EMG
アナログI/O 入力:28ch、出力:28ch
デジタルI/O 入力:20ch、出力:20ch、ストロボ:2
バッテリ 内部:2時間 外部:4~6時間
PCへのデータ転送 ギガバイトイーサネット
寸法 183mm、95mm、36mm
重さ 700mm
電流範囲 100μA – 15mA
コンプライアンス電圧 ±9V – ±30 V
パルス間隔 33.3µs
周波数 DC – 15kHz

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