製品情報

  • moorinstruments社

組織血液酸素モニター&表面温度モニター – moorVMS-OXY

moorVMS-OXY 表層組織酸素化モニターは、
白色光分光法を用いて、表層組織の酸素飽和度(SO₂)、
組織ヘモグロビン濃度、および温度を評価する医療グレードのモニタリング装置です。

シンプルな操作性、リアルタイム測定、さらに血流・酸素化・温度を1つのプローブ(皮膚用またはニードル型)で同時測定できる実用的なメリットがあります。
また、moorVMS-LDF(レーザードップラーシステム)やmoorVMS-LDF1-HP(高出力レーザードップラーシステム)と併用することで、1本のプローブで血流と酸素化、温度を一括測定することが可能です。

他の測定技術と異なり、SO₂測定は信頼性の高いベースライン取得のために組織加温を必要とせず、真の安静時の酸素化状態と、加温時の酸素供給の適切性を評価できます。

製品概要

研究用途向けの拡張機能

moorVMS-PCソフトウェアにより、加圧カフや皮膚加温モジュールとの同時プロトコール制御が可能。

標準レポートおよびカスタムレポート作成に対応。

moorVMS-OXY の主な特長

すべてのmoorVMSモジュールと互換性あり

 → 理想的なモニタリングおよび刺激プロトコールシステムの構築が可能

 → コンパクトな積み重ね型ケースデザインで省スペース

プローブの選択肢:

 皮膚用およびニードル型を用意

 → 皮膚用プローブには温度測定機能内蔵

 → 血流・酸素化・温度を1つの小型プローブヘッドで同時測定可能

 → ニードル型は組織深部の血流および酸素化測定に対応

工場出荷時キャリブレーション済み:複雑なセットアップやプローブ事前校正不要

見やすい高コントラスト・アイスホワイトバックライトLCDディスプレイ

高度なWindows™対応 moorVMS-PCソフトウェア:

 豊富な自動解析機能とレポート作成機能搭載

接続が簡単:

 アナログ出力(0–5V, BNC)、デジタル出力(USB)標準装備

 → 各種データ収集システムへの接続が容易

医療グレード設計:臨床用途・研究用途の両方に対応

高い信頼性:

 標準 3年間保証(年次点検実施で最大5年間保証)

 → 自動メンテナンス時期お知らせ機能付き

主な特徴

製品主要仕様

品名 組織血液酸素モニター
型番 moorVMS-OXY
測定項目

SO2  :測定範囲 0-99 %
     精度 ± 2SO2 
oxyHb :測定範囲 0-1000AU
     精度 ±10 %
deoxyHb:測定範囲 0-1000AU
     精度 ± 10%
totalHB    : 測定範囲 0-1000AU
     精度 ± 10%
表面温度  : 測定範囲 5-50℃
     確度 ±0.3℃
     分解能 0.1℃  

光源波長範囲 White light,
wavelength range 400nm – 700nm
最大:6mW
LED Classification BS EN 62471
測定チャンネル数 1ch
アナログ出力 Range: 0-5V
1×SO2, 1×oxyHb, 1×deoxyHb, 1×Temp
端子:BNC

寸法、重量

235(W)x80(H) x 200(D)
1.8kg
電源 ユニバーサル電源100-230V AC 30VA 50-60Hz
動作温度 15〜30℃
保管条件 温度:0-45°C
湿度:0-80%RH
大気圧:500-1060hPa
ソフトウェア moorVMS-PC Software
SOFTWARE-VMS-RESEARCH-4VX
動作OS: Windows10
装置本体との接続:USB
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