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製品情報
- moorinstruments社
レーザードップラー血流画像化装置 [高解像度モデル] – MoorLDI2-HIR
moorLDI2-HIR 高解像度レーザードップラーイメージングシステムは、小範囲の測定を必要とする前臨床研究用途に適した血流イメージング装置です。本システムは、独自の集光光学系を備え、50ミクロン/ピクセルの空間分解能および512 × 512ピクセルの高解像度血流画像を実現します。
スキャンエリアは2.5 cm × 2.5 cm から 25 cm × 25 cmまで対応し、スキャン時間は通常5分以内です。
集光レーザーを使用することで測定深度が向上し、血管新生(アンジオジェネシス)評価(例:虚血性後肢モデルや腫瘍モデル)、脳血流の前臨床研究などに最適です。
また、高度に洗練されたイメージ測定および解析ソフトウェアにより、柔軟な測定設定と包括的なデータ解析が可能です。
moorLDI2-HIRは、スキャンエリアのカラーフォト画像取得機能や自動距離測定機能を備えており、測定部位の位置決めや画像比較が容易です。
このシステムは、世界中の多くの研究施設やクリニックで日常的に使用されており、独自の光学設計と信号処理技術により、クラス最高レベルの高解像度・高画質を提供しています。
レーザードップラーイメージング(LDI)は、レーザースペックルイメージングと比較されることがありますが、両者にはそれぞれ異なる特長があります。
特にLDI(moorLDI2-HIR)は、組織表面下の細い血管まで深く可視化できる浸透性を持ち、前臨床研究において不可欠な性能を備えています。
製品概要




その他の特長とメリット
非接触測定:
患者にとって痛みがなく、感染管理に有効、薬剤や色素不要
日中照明下での使用が可能:
多くのラボ、クリニック、手術室で利用可能
柔軟なスキャンサイズ:
2.5 cm × 2.5 cm から 25 cm × 25 cm まで対応
高い空間分解能(50ミクロン):
微細な血流変化を捉えることが可能
シングルスキャンおよびリピートスキャンモード:
1回のスキャン内で部位ごとの血流を比較したり、
同一部位を繰り返しスキャンして時間経過による変化を評価
高度なWindows対応ソフトウェア:
セットアップとスキャン操作が簡便、計測後のデータ処理機能も充実
プロトコール制御機能:
組織加温、加圧カフ制御、経皮薬剤導入(イオントフォレーシス)などを自動化し、
再現性の高い精密な測定が可能
デジタルトリガー入出力:
外部機器との同期が可能
デジタル信号処理と高品質光学系:
血流変化に対する高感度な応答と高い信頼性を実現
設置スタンドの選択肢:
ベンチトップ用スタンドを用意