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製品情報
- SR Research社
fMRI/MEGマウント – ELP-LR-89
このシステムは、EyeLink 1000 Plus Core System に ファイバーオプティックカメラアップグレード および ロングレンジマウント を追加することで、fMRIおよびMEGスキャナとの統合が可能になります。
これにより、通常の行動実験室内での使用と、fMRIやMEGなどの神経生理学的記録装置との併用を1台のシステムで切り替えながら使用でき、柔軟かつ高精度な視線データの取得が可能になります。研究用途に応じた多様な環境への対応力を備えた、汎用性の高い視線追跡ソリューションです。
EyeLink 1000 Plus のロングレンジ視線追跡ソリューションは、すべてのMRI、MEG、OPM-MEGシステムに対応しています。
当社のソリューションは、Siemens、Philips、General Electric製スキャナ(1.5T~13T) に完全対応しており、最新の7T Siemens Terraシステム にも適合しています。また、CTF、Elekta、4D Yokohama などのすべてのMEGシステム(立位・仰臥位両方)および次世代のOPM-MEGシステムにも対応可能です。
さらに、EEGなどの多くのスキャナ周辺機器との互換性も確保しており、多様な神経科学的測定との高度な統合が可能です。どのような構成をご希望の場合でも、最適なソリューションをご提案いたします。
製品概要





柔軟な視線追跡ソリューション
EyeLink 1000 Plus をMRIまたはMEG環境で使用するには、以下の3つのコンポーネントが必要です:
- EyeLink 1000 Plus Coreシステム
- ファイバー光学カメラアップグレード
- ロングレンジマウント
カメラのアップグレードおよびロングレンジマウントを追加することで、コアシステムをMRI、MEG、EEGといった用途に適合させることができ、最大150cmまでの距離から視線追跡が可能になります。これらのロングレンジ用コンポーネントは、低干渉・非磁性のMRI/MEG最適設計で構成されており、使用しない際にはスキャナールームから簡単に取り外すことが可能です。マウント方法も、デスクトップ、トレイマウント、スクリーンマウント、カスタムマウントなど様々なベースに対応しています。
被験者ごとの「ポイント → ピント調整 → クリック」だけでセットアップが完了するため、MRIやMEGのスキャン時間を無駄にすることなくスムーズな運用が可能です。
EyeLink 1000 Plusの構成要素
- Coreシステム本体
- ファイバー光学カメラアップグレード
- ロングレンジマウント
オプションアクセサリ(fMRI/MEG向け):
- アルミニウムスタンド
- 暗順応下視線追跡用IRイルミネータ
- 刺激提示ソフトウェアとの簡単な統合
EyeLink 1000 Plusは、以下を含む多くのサードパーティ刺激提示ソフトウェアと連携可能です:
- PsychoPy
- E-Prime
- NBS Presentation
- Psychtoolbox
- OpenSesame
また、SR Researchが提供する独自の刺激提示・データ解析ソフトウェアとの統合にも対応しており、スキャナーとの同期や制御が可能な拡張機能も備えています。