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製品情報
- BIOPAC systems社
OXY100C用サチュレーショントランスデューサ
STM-C-POD-IO, STM-C-POD-STP
コンピュータから記録装置へ簡単にイベントマーカーを送信可能。手頃な価格で、ジッターのない高精度なパフォーマンスを実現します。
USB を介して高精度のイベントマーカーを送信でき、C-Pods は接続やタイミングの処理を簡素化し、ジッターのない動作を保証します。
非同期出力、スケジューラ、パターン生成、混合出力をサポートし、32 ビットマイクロプロセッサを搭載。MP36 および MP36R の I/O ポートに直接接続できるほか、MP200 システムの場合は STP100D を介してインターフェース接続が可能です。
製品概要


非同期出力(Asynchronous Output)
従来の I/O カード(例えば Measurement Computing や National Instruments 製のもの)では、ソフトウェアがパルスを送信する際、パルスの持続時間が終わるまで他の処理を実行できません。これは、まるで友人にポストカードを送った後、そのカードが配達されるまで何もできないようなものです。多くの時間が無駄になります。これが 同期処理(Synchronous Delivery) です。
c-pod は 非同期処理(Asynchronous Delivery) に対応しており、アプリケーションはパルスの持続時間を含むコマンドを c-pod に送信した後、すぐに次の処理(例えば刺激の提示や被験者の応答検出)に移ることができます。c-pod は、パルスの送信処理を完全に自動化します。
スケジューラ(Scheduler)
c-pod は非同期出力の概念をさらに発展させ、パルスを「今」送信するのではなく、「後で」送信することも可能です。さらに、複数のパルスを異なる時間に送信することもできます。
これは、「映画や音声を再生しながら、特定のポイントを正確にマークするにはどうすればよいか?」という問題の解決に役立ちます。
スケジューリング機能を使用すると、c-pod にあらかじめ パルスを送信するタイミング、パルスの長さ、出力ライン を指定したリストを登録できます。そして、映画や音声の再生開始時にコマンドを送信することで、スケジュールに従ってパルスを送信させることができます。
パターン生成(Pattern Generation)
c-pod は パターンジェネレーター としても機能し、指定した出力ラインに対して 周期的なパルス を送信できます。さらに、異なる周期のパルスを複数の出力ラインで同時に発生させることも可能です。
この機能は、ストロボ照明の制御や、パルス幅変調(PWM)を用いた光の強度やモーターの制御が必要なアプリケーションで特に有用です。
混合出力(Mixed Output)
さらに、これらの機能は 互いに排他的ではありません。例えば、出力ライン 1、2、3 でスケジュールされたパルスが実行されている間でも、出力ライン 4 ~ 8 で非同期パルスコマンドを送信することができます。
同様に、一部のラインでパターン生成が行われている最中でも、他のラインで非同期パルスを送信できます。c-pod は、これらの処理を 途切れることなく 実行できます。