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製品情報
- BIOPAC systems社
MRI用連続可変評価トランスデューサ – TSD115-MRI
TSD115-MRI は スライドコントロールを備えた可変評価トランスデューサ で、被験者がさまざまな刺激に対する 主観的な反応を段階的に評価 できるよう設計されています。
軽量で、被験者の手や膝に容易にフィットするデザイン になっており、MRI 環境での応答記録に適しています。
このトランスデューサは 8 メートルのケーブル を備えており、HLT100C モジュールに接続するために MECMRI-HLT ケーブル & フィルターセットが必要 です。
接続端子は DSUB9 で、MECMRI-HLT を使用しないと適切に動作しません。
MRI 環境での使用
対応条件: 3T までの MRI 環境で使用可能(条件付き)
安全性: トランスデューサの導電部分は 被験者から電気的および熱的にアイソレート されており、安全に使用できます。(各コンポーネントの詳細については仕様を参照)
製品概要


主な特徴
仕様
出力レンジ | 0-5V |
解像度 | 無限 |
スライダー可動範囲 | 10cm |
寸法 | 40(H)×110(D)×190(W)mm |
重量 | 230g |
ケーブル長 | 8m |
インタフェース | HLT100C |
詳細情報
SuperLab
SuperLab ソフトウェアを使用すると、画面上の視覚刺激の配置を変更したり、背景色を変更したり、さまざまな入力およびタイミングオプションを選択したりすることができます。また、被験者の反応や反応時間に基づいたフィードバックを提供することも可能です。異なるトリガーチャンネルを異なる視覚または聴覚刺激と組み合わせることで、高度な誘発応答の平均化テスト(例えば P300 など)を実施できます。
C-POD
IT’S A COMPUTER
c-pod の内部には、高速 32 ビットプロセッサを搭載したコンピュータ が組み込まれており、スムーズに動作する洗練されたソフトウェアが搭載されています。
ASYNCHRONOUS OUTPUT
従来の I/O カード(Measurement Computing や National Instruments 製など)では、パルスを送信する際、ソフトウェアはそのパルスの送信が完了するまで待機する必要があります。これは、友人にポストカードを送って、それが配達されるまで何もできないのと同じ状況です。この方法では時間が無駄になります。これは 同期処理(Synchronous Delivery) です。
一方、c-pod は非同期(Asynchronous)で信号を送信できます。アプリケーションはパルスの持続時間を含むコマンドを c-pod に送信し、その後すぐに次の処理(刺激の提示や被験者の応答検出など)に移ることができます。c-pod はパルス送信の完了を自動で処理します。
SCHEDULER
c-pod は非同期出力の概念をさらに発展させ、パルスを「今」送信するのではなく、「後で」送信することも可能です。さらに、複数のパルスを異なる時間に送信することもできます。
この機能は、「映画や音声を再生しながら、特定のポイントを正確にマークするにはどうすればよいか?」という問題の解決に役立ちます。スケジューリング機能を使用すると、c-pod にあらかじめ パルスを送信するタイミング、パルスの長さ、出力ライン を指定したリストを登録できます。そして、映画や音声の再生開始時にコマンドを送信することで、スケジュールに従ってパルスを送信させることができます。
PATTERN GENERATION
c-pod は パターンジェネレーター としても機能し、指定した出力ラインに対して 周期的なパルス を送信できます。さらに、異なる周期のパルスを複数の出力ラインで同時に発生させることも可能です。
この機能は、ストロボ照明の制御や、パルス幅変調(PWM)を用いた光の強度やモーターの制御が必要なアプリケーションで特に有用です。
MIXED OUTPUT
これらの機能は 互いに排他的ではなく、同時に使用可能 です。例えば、出力ライン 1、2、3 でスケジュールされたパルスが実行されている間でも、出力ライン 4 ~ 8 で非同期パルスコマンドを送信することができます。
同様に、一部のラインでパターン生成が行われている最中でも、他のラインで非同期パルスを送信できます。c-pod は、これらの処理を 途切れることなく 実行できます。
重要な注意事項
STP35W から送信される同期信号は、Windows または macOS を実行している BIOPAC システム(MP36 / MP35 / MP36R)に接続された PC または Mac に送信可能 ですが、STP35W を BSL MP36 / 35 システムや MP36R 研究システムと同じコンピュータで実行することはできません。
STP35W を使用する場合、SuperLab ソフトウェアと c-pod を搭載した PC(Windows 7 以降 または macOS 10.12 以降)を別途用意する必要があります。
STP35W は、BSL システム(MP36 / 35)または 研究システム(MP36R)用の SuperLab システム です。SuperLab の動作例や、BSL システムとの統合方法については、BSL PRO Lesson H30 Stroop Effect を参照してください。