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製品情報
- BIOPAC systems社
光ファイバー式温度測定システム – FOTS100A
最高品質のライフサイエンスデータ収集
スタンドアロン型ファイバーオプティック温度システム
FOTS100Aには、以下の付属品が含まれます。
・シグナルコンディショナー
・24 V DC電源
・国別仕様の電源コード
・USB-A to USB-Aケーブル(2 m)
・コネクタクリーナー(テープ)
・LCコネクタクリーナー
・タッチスクリーン用スタイラス
※BIOPAC MP Systemと接続可能なインターフェイスケーブルも利用できます。
MRIで使用可能な高精度ファイバーオプティック温度プローブを追加購入可能です。
直腸温度プローブ:
300 µm OD ポリイミドチューブ – TSD180A(8 m)または TSD182A(3 m)
ポリイミド丸チューブは、センサ素子を保護し、柔軟性と剛性のバランスにより優れたプッシャビリティを提供します。
表面温度プローブ:
センサ直径 1 mm OD、PFAチューブ 0.9 mm OD – TSD181A(8 m)
プローブ先端のガラスチューブは、センサ素子をしっかり保護し、センサとケーブル間の確実な接続を確保します。ケーブルシースは最大 85 °Cまで対応してます。
旧型プローブ(TSD180、TSD181、TSD182)を使用する場合は、FOTS100A-ADAPTアダプターが必要です。
製品概要



MRIに関する注意事項
FOTS100A/FOTS100とTSD180シリーズプローブの組み合わせは、3T以下のMR磁場強度に適しています。
高磁場強度MRIでの使用には、FOTS200とTSD380シリーズプローブをご使用ください。
詳細情報
【アナログ出力パラメータ】
アナログ出力パラメータは、スケールファクターとオフセットで構成されます。
スケールファクターは、システムが出力する物理単位あたりの電圧(単位/V)を示します。
オフセットは、アナログ出力が0 Vとなる際の物理値を指します。
例えば、スケールファクターを10 °C/V、オフセットを5 °Cに設定した場合、アナログ出力電圧に対する温度の計算式は以下のようになります。
温度 = [出力電圧] × 10 °C/V + 5 °C
デフォルト設定は以下のとおりです。
・スケールファクター: 50 °C/V(または°F換算値)
・オフセット: 0 °C(または°F換算値)
・ノーシグナル状態
ノーシグナル(No Signal)状態では、出力は以下の一定値となります。
・アナログ出力値 = 0 V
・RS-232シリアルポート = 65 536.0
詳細については、FOTS100 ユーザーマニュアル(Supportタブから入手可能)をご参照ください。
【BIOPACとのインターフェース】
このスタンドアロンシステムをBIOPACシステムと接続する場合は、別売の専用ケーブルを追加してください。
MP200/1X0 Systemには以下のケーブルが必要です。
・CBLEPM(3.5 mm – 2 x tinned wire)
・CBL100(3.5 mm – 3.5 mm)
・CBL122(非絶縁RJ11 – 3.5 mmジャック)または INISOA(シグナルアイソレーター)
・MP36/35 System
MP36/35 Systemには以下のケーブルが必要です。
・SS70LA(絶縁BNCインターフェース)
・CBL102(3.5 mm – BNC-M 2 m)
・CBLEPM(3.5 mm – 2 x tinned wire)
【磁気感度】
BIOPACが提供するFOTSシグナルコンディショナーの比較は以下の通りです。
FOTS100A | FOTS200 | ||||||||||||
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HandySens-Gシグナルコンディショナー(半導体バンドギャップ(SCBG)温度検知技術搭載) FOTS100で使用されるGaAsセンサは、強い磁場にさらされると人工的な温度シフトが発生します。 【磁場強度と温度シフト(概算)】
このシフトは磁場の方向には依存せず、特定の環境において非常に再現性が高いため、ユーザーによって容易に補正可能です。 上記の磁場強度でのシフト値は、以下の論文に基づいています。 Buchenberg, W.B., Dadakova, T., Groebner, J., Bock, M. and Jung, B. (2015), Comparison of two fiber‐optical temperature measurement systems in magnetic fields up to 9.4 Tesla. Magn. Reson. Med., 73: 2047-2051. doi:10.1002/mrm.25314 |
White-Light Polarimetric Interferometry(WLPI)温度検知技術を備えたAccuSensシグナルコンディショナー FOTS200読み出しユニットに対応するTSD380シリーズセンサプローブは、磁場の影響を受けない光学式センサ素子を備えているため、最大磁場強度の仕様がありません。 したがって、高磁場MRIアプリケーションにおいて大きな利点となります。 しかしながら、この技術にはいくつかの欠点があります。 ・コストが高い ・プローブの外径を1.2 mmより小さくすることができない |
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