BioNomadix ワイヤレス・ウェアラブル生理学ロガー – BN-LOGGER

製品仕様

内蔵加速度計

ロガーに内蔵された加速度計機能により、動きの監視や活動の検出が可能です。このデータは他のトランスミッタ信号と共にログに記録され、AcqKnowledge ソフトウェアにインポートして解析することもできます。感度を調整するためにさまざまなデータ範囲や閾値を設定できます。内蔵加速度計を利用するには、データ設定画面で項目を選択し、「Select」ボタンを押してください。ナビゲーションボタンを使って設定を変更できます。「Check data」を選択すれば、加速度センサの動作を視覚的に確認することもできます。

※ 内蔵加速度計データは「Tap モード」と同時に記録できません。Tap インターフェースが有効になっていると、生の加速度計データはログに記録されません。加速度計データを記録するには、[Configure] > [Tap interface] で Tap インターフェースを無効にしてください。

Tap モード

Tap モードは、ロガーユニットがシャツのポケットの中などにあるため画面ボタンに直接アクセスできない場合に、被験者がロガーとインタラクションするために有用です。Tap モードでは、軽く叩く（tap）ことで以下のような操作が可能になります：

• ユニットの起動

• 計測中のマーカー挿入

• 30秒の音声メモ記録の開始

入力に対し、ロガーは短く振動またはビープ音で応答します。通常、デフォルトの Tap モード設定（しきい値、時間、遅延、ウィンドウ）で最適な応答が得られますが、必要に応じて感度を調整できます。

生理学データロガー

研究者は最大3台のトランスミッタをロガーに接続してデータを記録したり、BioNomadix レシーバーとともにラボでリアルタイムにデータを表示したりできます。また、GPSと同期させることで、生理学データと位置データの相関を取ることも可能です。

AcqKnowledge ソフトウェアには、強力な自動化・スコアリング・測定ツールが搭載されており、数千の査読付き論文で引用されています。

デュアル信号対応のワイヤレス BioNomadix トランスミッタ：

• ECG-ECG（心電）

• EEG-EEG（脳波）

• EMG-EMG（筋電）

• EOG-EOG（眼電）

• EGG-EGG（胃電）

• EDA-EDA（皮膚電気反応）

• PPG-EDA（脈波・EDA）

• RSP-RSP（呼吸）

• RSP-ECG（呼吸・心電）

• SKT-SKT（皮膚温）

• dZ-Dt（インピーダンス変化率）

• Heel-Toe（足圧）

• Goniometry（関節角）

自由な研究を可能にするプラットフォーム

BioNomadix — 必要なときに、必要な場所で、必要な方法で生理学データを取得

最大10チャネルのデータをラボで収録した後、そのまま被験者を帰宅させ、日常生活中のデータを継続的に記録することも可能です。

パッケージオプション

ロガー単体の利用も、BioNomadix のワイヤレス・トランスミッタ／レシーバ、BIOPAC の MP200 データ収録システム、AcqKnowledge ソフトウェアと組み合わせての使用も可能です。コスト効率に優れ、使いやすく、高度なライフサイエンス向け収録・解析が可能です。