このフローヘッドシリーズでは、ペネモタックにおける結露の問題に新たなアプローチが取られています。ペネモタコグラフ(pneumotachograph)でよく見られる問題の一つは、呼気による結露です。これを防ぐには、逆止弁を装着して吸気のみを測定する方法、あるいはフローヘッドを加熱する方法がありますが、後者では特に最初の数呼吸で空気の粘性誤差が生じ、吸気が不快に感じられるほど加熱される場合があります。
このシリーズでは、プラスチックリングに取り付けた微細なステンレス製ガーゼを使用することで、熱慣性を大幅に低減しています。その結果、ガーゼは通過する空気の温度にすばやく平衡し、結露が最小限に抑えられます。
・軽量かつ堅牢
・リニアかつ方向感受性あり
・折れにくいシリコン製二重チューブ
・経済的で高感度、かつ堅牢
・簡単に洗浄・消毒・滅菌可能
MRI使用
条件:動物専用。強磁性材料を含むため、安全なMRI作業エリアにて固定する必要があります。