お知らせ
OBELAB社 近赤外線分光法システム『NIRSITシリーズ』の取り扱いを開始
〜 ワイヤレスfNIRSがもたらす脳活動計測の新しいスタンダード 〜
ゼロシーセブン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:塩野晃央)は、韓国 OBELAB社が開発・製造する近赤外線分光法(fNIRS)※1システム『NIRSITシリーズ』 の国内取り扱いを開始いたしました。
NIRSITシリーズは、ユーザーフレンドリーな操作性と高精度な脳活動解析を両立した、ワイヤレス・ポータブルfNIRSシステムです。研究・医療・教育・スポーツなど、多様な分野で脳機能計測をより身近に、リアルタイムに行うことが可能となります。
■ 製品ラインナップ
🔹 NIRSIT
fMRI※2に匹敵する空間解像度を実現した、世界初のリアルタイムDOT(拡散光トモグラフィー)※3実装型商用fNIRSシステムです。
脳活動データを三次元的に可視化し、前頭前野など高次認知機能領域の動的な血流変化をリアルタイムで測定できます。
研究室や臨床現場において、非侵襲かつ高精度な脳機能評価を可能にします。
🔹 NIRSIT LITE
超軽量設計とBLE(Bluetooth Low Energy)※4によるワイヤレス通信を採用し、いつでも・どこでも測定できる携帯型fNIRSシステムです。
装着が容易で持ち運びにも優れており、リハビリテーション・教育・スポーツ科学など、現場でのリアルタイム脳活動モニタリングを実現します。
■ NIRSITシリーズの特長
- ワイヤレス・ポータブル設計:場所を選ばず脳活動をリアルタイム計測
- ユーザーフレンドリーなUI:直感的な操作で研究・臨床双方に対応
- 高精度リアルタイムDOT解析:空間解像度と時間解像度の両立
- マルチアプリケーション対応:医療・教育・スポーツ・心理・リハビリ領域へ応用可能
■ OBELAB社について
OBELAB(オベラボ)社は、脳機能計測技術(Neuroimaging Technology) の革新を目指す韓国発のグローバル企業です。
fNIRSを中心とした脳計測ソリューションを世界30カ国以上に展開し、ヒューマンパフォーマンス・ニューロリハビリテーション・教育評価など幅広い分野で導入が進んでいます。
【本件に関するお問い合わせ先】
ゼロシーセブン株式会社
リサーチ事業部
E-mail:info@0c7.co.jp
公式サイト:https://www.0c7.co.jp/
今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
用語解説
※1 fNIRS(Functional Near-Infrared Spectroscopy:機能的近赤外線分光法)
近赤外線を用いて脳の血流変化を非侵襲的に測定し、脳活動をリアルタイムに可視化する手法。安全で持ち運びが容易な脳機能計測技術。
※2 fMRI(Functional Magnetic Resonance Imaging:機能的磁気共鳴画像法)
脳血流量の変化を磁気共鳴信号で測定する画像診断技術。高い空間解像度を持つが、装置が大型で高コスト。
※3 DOT(Diffuse Optical Tomography:拡散光トモグラフィー)
近赤外線を用いて生体内部の血流・酸素化状態を三次元的に再構成する技術。fNIRSの解析拡張方式として注目されている。
※4 BLE(Bluetooth Low Energy)
低消費電力で短距離通信を行う無線規格。ポータブル医療機器やウェアラブルデバイスに広く用いられている。

