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株式会社Parafeed「平衡機能計 REEVEER-Scale」の取り扱いを開始

〜 シンプルな操作と高いコストパフォーマンスで、めまい診療・重心動揺検査をより身近に 〜

ゼロシーセブン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:塩野晃央)は、株式会社Parafeedが開発・製造する「平衡機能計 REEVEER Scale(リーバー スケール)」の国内取り扱いを開始いたしました。
REEVEER Scaleは、重心動揺検査※1を中心とした平衡機能評価を、より簡便かつ正確に行える検査装置です。JIS規格を高水準で満たした20 Hzモデル〈Light〉と、国際規格に準拠した100 Hzモデル〈Premium〉をラインアップし、目的や検査環境に応じて選択が可能です。

■ 製品概要

検査はシンプルな操作で実施でき、パワースペクトル分析や刺激負荷検査にも対応。結果は視認性の高いデザインで提示され、PDF出力・印刷・PACS※2(画像ファイリングシステム)との連携も行えます。

耳鼻咽喉科領域における平衡機能検査※3やめまい診療に最適で、日常診療から研究まで幅広くご活用いただけます。

また、本製品は D250 平衡機能検査※4(重心動揺検査 250点・パワーベクトル分析 200点・負荷検査 120点) に対応しており、保険算定を活用することで導入後のコスト回収を見据えた運用が可能です。
シンプルな構成と高い再現性により、検査の省力化・データの客観化・患者説明の明確化を実現します。

 

ゼロシーセブンは、欧米および国内メーカーとの協働を通じて、医療・研究分野における高付加価値機器の販売と技術サポートを展開しています。今回のREEVEER Scale取り扱い開始は、耳鼻咽喉科領域の平衡機能検査・めまい診療支援を強化する取り組みの一環であり、今後も医療現場の定量評価と検査効率化に貢献してまいります。

 

👉「平衡機能計 REEVEER-Scale」の詳細はこちらから

■ モデルラインナップ

モデル 周波数特性 概要
REEVEER Scale Light 20 Hz JIS規格を高水準で満たした標準モデル。日常診療に最適。
REEVEER Scale Premium 100 Hz 国際規格に準拠し、高精度な研究・臨床評価に対応。

両モデルとも、安定した測定精度と耐久性を備え、平衡機能検査(Equilibrium Function Test)における重心動揺解析・姿勢制御評価などに幅広く対応します。

■ 検査の流れ

  1. 被験者が測定プレート上に立位
  2. 開眼・閉眼の各条件下で姿勢データを取得
  3. ソフトウェアが自動解析し、結果を視覚化
  4. PDF・印刷・PACS連携により保存・共有が可能

■ REEVEER Scale 検査項目および保険点数

 

検査項目 保険点数
内容・測定項目

重心動揺検査 250点 ① 重心動揺軌跡
② 総軌跡長(重心動揺距離)
③ 単位軌跡長(速度)
④ 単位面積軌跡長(密集度)
⑤ 外周面積
⑥ 矩形面積
⑦ 実効値面積
⑧ 重心平均中心変位
⑨ 面積ロンベルグ率(閉眼値/開眼値)
パワーベクトル分析 200点 ① パワースペクトル
② 位置ベクトル
③ 速度ベクトル
④ 振幅確率密度分析
負荷検査   120点 ラバー負荷(オプション)
標準検査 20点 一般検査構成(静的重心動揺評価)
  

【本件に関するお問い合わせ先】

ゼロシーセブン株式会社
リサーチ事業部
E-mail:info@0c7.co.jp
公式サイト:https://www.0c7.co.jp/

今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

用語解説

※1 重心動揺検査(Stabilometry)
被験者が静止立位姿勢を取った際の身体動揺を測定し、平衡機能の異常を解析する方法。
主にめまい疾患・小脳障害・高齢者の転倒リスク評価などに用いられる。

※2 PACS(Picture Archiving and Communication System)
医用画像や検査結果をネットワーク上で保管・共有するシステム。
電子カルテ連携により効率的なデータ管理が可能。

※3 平衡機能検査(Equilibrium Function Test)
身体の平衡維持に関する神経・筋機能を評価する検査。
重心動揺、眼振、前庭反射などを定量的に分析し、めまいや平衡障害の原因を特定する。

※4 D250 平衡機能検査
医科診療報酬点数表に基づく検査区分。
重心動揺検査(250点)やパワーベクトル分析(200点)などが含まれ、診療報酬上、医療機関での定量評価に活用されている。

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