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日本レドックス株式会社「実験小動物用MRIシステム MRVivoLVA」の取り扱いを開始

 ――1.5テスラ永久磁石を搭載。 研究現場に、次世代の高性能MRIを ――

ゼロシーセブン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:塩野晃央)は、日本レドックス株式会社が開発・製造する「実験小動物用MRIシステム MRVivoLVA」の国内取り扱いを開始いたしました。
MRVivoLVAは、世界最高強度(1.5テスラ※1)のネオジム永久磁石※2を採用した、コンパクトかつ高性能なMRIシステムです。電力コスト・メンテナンス負担の大幅な削減と、高精細な画像計測の両立を実現し、大学・研究機関から製薬企業まで幅広い研究現場に新たな価値を提供します。

MRVivoLVAは、従来大型設備に依存していた高磁場MRI※3を、より手軽に利用できるよう設計されています。
世界最高クラスの永久磁石(1.5T)により、高精細な生体画像の取得が可能です。液体ヘリウム※4や複雑な冷却システムが不要なため、メンテナンスフリーかつ低ランニングコストでの運用が実現します。
また、特別なインフラを必要とせず、コンパクトな研究室環境にも対応可能で、前臨床研究※5や創薬・疾患モデル研究※6における非侵襲・リアルタイム観察※7をより身近にします。

ゼロシーセブンは、欧米先進メーカーとの独占契約を多数有し、研究・医療分野で高付加価値機器の輸入販売事業を展開しています。今回のMRVivoLVA取り扱い開始は、画像診断・計測領域※8における製品ラインナップの拡充にあたるものであり、国内研究機関・製薬企業におけるインフラ更新ニーズへの戦略的対応です。前臨床から臨床応用までを見据えたソリューション提供体制をさらに強化し、事業成長と収益基盤の多様化を図ってまいります。

また、ゼロシーセブンは国内トップクラスの大学・研究機関・製薬企業とのネットワークを活かし、導入提案から運用サポートまで一貫したサービスを提供しています。MRVivoLVAの取り扱い開始により、共同提案・共同プロモーションの機会もさらに広がります。研究設備の更新・新規導入を検討されているお客様へのご提案に、ぜひ当社との連携をご活用ください。

■ MRVivoLVAの主な特長

  •  ネオジム永久磁石による 1.5テスラの高磁場
  •  メンテナンスフリー、冷却装置・液体ヘリウム不要
  •  低ランニングコストでの運用が可能
  •  コンパクト設計で、既存施設への導入が容易

👉 「実験小動物用MRIシステム MRVivoLVA」の詳細はこちらから

【本件に関するお問い合わせ先】

ゼロシーセブン株式会社
リサーチ事業部
E-mail:info@0c7.co.jp
公式サイト:https://www.0c7.co.jp/

今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 用語解説

※1 テスラ(T):磁場の強さを表す国際単位。1.5テスラは医療用MRIでも高水準の磁場強度であり、極めて詳細な画像が得られる。
※2  ネオジム永久磁石:希土類元素ネオジムを主成分とする強力な磁石。電力を使用せずに安定した磁場を発生できるため、MRIの省エネ化・小型化に寄与する。
※3  高磁場MRI:通常より高い磁場強度(1T以上)を用いるMRI装置。高磁場ほど画像解像度や信号対雑音比が向上する。
※4  液体ヘリウム:超電導磁石を冷却するために使われる極低温の冷媒。永久磁石方式では不要となり、運用コストと保守リスクが大幅に低減される。
※5  前臨床研究(Preclinical Study):人への臨床試験の前段階として、動物などを対象に安全性や有効性を評価する研究。創薬・医療機器開発に必須のプロセス。
※6  疾患モデル研究:ヒトの病気の発症や進行を模倣した動物モデルを用い、病態理解や治療法開発を行う研究分野。
※7  非侵襲・リアルタイム観察:生体を傷つけることなく、内部構造や代謝の変化を時間経過とともに観察する手法。MRIの大きな特長の一つ。
※8  画像診断・計測領域:医用画像を用いた解析・計測技術全般を指す。MRI・CT・PETなどの機器を通じ、生体構造や機能の可視化・定量化を行う分野。

 

 

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