Q:Psychtoolboxで刺激を作成するWebinarです
Q:使用にあたり安全は担保されていますか?
Q:ネットサーフィンや映画鑑賞時の視線をモニタリングしたいのですが
Q:医療機器の認証もしくは承認されておりますか?
Q:被験者の対象年齢は?
Q:較正方法は?
Q:ウイルス対策ソフトとの互換性はどのようになっていますか?
Q:EyeLinkのシステム構成は?
Psychtoolboxで刺激を作成するWebinarです
PTBで刺激を作成するWebinarです
Programming EyeLink Experiments using Psychtoolbox for Matlab
使用にあたり安全は担保されていますか?
下記のCEの証明書をご参照ください。
■CEの証明書ーPDFファイル
EyeLinkCL_ce
EeyLink2_CE
ネットサーフィンや映画鑑賞時の視線をモニタリングしたいのですが
"PopupCalibration"を使います。
すべてのプログラム→SRResearch→EyeLink→Utilities→PopupCalibration
提示されている映像にアイマークをスーパーインポーズした様子を記録できます。
医療機器の認証もしくは承認されておりますか?
認証、承認はされておりません。研究用の機器としてご使用いただいております。
被験者の対象年齢は?
EyeLinkⅡは8歳くらいから、EyeLink1000Plusシリーズは1歳からです。
較正方法は?
"キャリブレーション"と"バリデーション"の両方で較正をおこないます。
いずれも表示されるターゲットを目で追い、その過程で視線の方向を定義していきます。
ウイルス対策ソフトとの互換性はどのようになっていますか?
ウイルス対策ソフトをアクティブにしても問題ない場合もございますが、EyeLinkをご使用の際には無効にされることをお勧めいたします。
EyeLinkのシステム構成は?
視聴覚刺激提示用PC(DisplayPC)をご用意いただきEyeLinkと接続します。
■EyeLink システム構成
視聴覚刺激提示用PC(DisplayPC)をご用意いただきEyeLinkと接続します
EyeLinkにはEyeLink用のSDKが付属しておりますが、E-prime、Presentation,ViSaGeとの同期も可能です。
Q:EyeLinkの動作環境は?
Q:刺激提示用PCに2台のモニタを接続し、プライマリモニタをオペレーター用に、セカンダリモニタを被験者用に設定する方法は?
Q:EyeLink Ⅱの場合、刺激提示スクリーンに角度をつけても問題ありませんか?
Q:眼鏡やコンタクトレンズ着用時の計測に対応していますか?
Q:EyeLinkを暗い環境で使いたいのですが?
EyeLinkの動作環境は?
WindowsPCにパーティションを切りDOS領域を設けます。このDOS領域でEyeLinkは動作します。
数ミリセックのオーダを正確に処理する必要があるのでシングルタスクでの動作が必要になります。
刺激提示用PCに2台のモニタを接続し、プライマリモニタをオペレーター用に、セカンダリモニタを被験者用に設定する方法は?
multi monitor tracker.zip(150.8KB,8views)をダウンロード/インストールしてください。
■ダウンロード
multi monitor track
インストール直後はプライマリモニタに刺激が提示される状態ですので以下の操作をおこなってください。
1.コマンドプロンプトを開いてください。
2."set EL_USE_MONITOR=1"とタイプしてください
3."track.exe"とタイプしてください。
この設定をデフォルトにする場合はさらにつぎの設定をおこなってください
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→詳細設定→環境変数→新規(ユーザ環境変数)→変数名にEL_USE_MONITOR、変数値に1を入力してください。
EyeLink Ⅱの場合、刺激提示スクリーンに角度をつけても問題ありませんか?
45°まで後方に傾けてご使用いただいているユーザがいらっしゃいますが、精度的に問題は無いとのご報告をいただいております。
スクリーン四隅の赤外光の取り込み時にノイズのようになる場合もありますが問題なくご使用いただけます。
眼鏡やコンタクトレンズ着用時の計測に対応していますか?
ハードコンタクトレンズの場合、まばたきの際にレンズが眼球上をスリップする場合があり瞳孔形状が変形したかたちでトラッキングする場合があります。
瞳孔重心を視線と定義している為、大きくな精度誤差が発生する場合がございます。
ソフトコンタクトレンズ、眼鏡の場合、ほぼ問題なく計測いただけます。
キャリブレーション、バリデーションが進行しない場合、"FORCE MANULA ACCEPT"というモードを利用していただくこともご検討ください。
EyeLinkを暗い環境で使いたいのですが?
赤外光を使用しますので暗い環境でのご使用に影響はございません。
Q:瞳孔径を絶対値(mm)に換算する方法は?
Q:瞳孔径はどのように定義され出力されていますか?
Q:眼球の位置座標はどのように出力されますか?
Q:注視、サッカード、まばたきの定義は?
Q:瞳孔径は計測できますか?
Q:刺激開始と眼球運動記録のタイミングはどのようにとっていますか?
Q:速度、加速度はなぜ算出できるのですか?
Q:計測中の眼球映像を記録できますか?
Q:測定原理は?
瞳孔径を絶対値(mm)に換算する方法は?
EyeLink Portable Duo
ーよくあるご質問ー
「瞳孔径を絶対値(mm)に換算する方法」をご覧ください
瞳孔径はどのように定義され出力されていますか?
EyeLink Portable Duo
ーよくあるご質問ー
「瞳孔径はどのように定義され出力されていますか?」をご覧ください
眼球の位置座標はどのように出力されますか?
被験者が見るモニタのピクセルになります。
1024×768の解像度の場合、モニタの左上が(0.0)、右下が(1024,768)となります。
注視、サッカード、まばたきの定義は?
「サッカード」は、EyeLinkのHostPC内の設定ファイルで速度、加速度で任意に設定可能です。
「まばたき」は、3サンプル連続でデータを取得できない場合に「まばたき」と判定します。
「サッカード」でも「まばたき」でもないものを「注視」と定義します。
瞳孔径は計測できますか?
瞳孔径は、カメラピクセル数(1280×1024)内に占めるピクセル数で出力されます。
よって、同じ被験者でもカメラの位置設定などで瞳孔径は変化しますので、一つのタスク内で相対的な変化値として評価してください。
刺激開始と眼球運動記録のタイミングはどのようにとっていますか?
刺激提示プログラムからHostPCに"recording command”を送ります。
このコマンドを受け取ったHostPCは、10〜30mSec後に眼球運動の記録を開始します。
刺激の提示は、HostPCに"recording command"を送った100mSec後に開始します。
刺激提示の開始より70mSecから90mSec前に眼球運動の記録は始まりますが、眼球運動記録の開始時刻、刺激提示の開始時刻はEDFに記録されますのでタイミングは完全にとれているかたちになります。
速度、加速度はなぜ算出できるのですか?
刺激提示用のスクリーンサイズ、解像度、被験者ースクリーン間の距離を設定ファイルに入力し、そのパラメータを基に算出します。
計測中の眼球映像を記録できますか?
HostPCに表示される映像をダウンバートして外部に出力することが可能です。
測定原理は?
暗瞳孔法を採用しています。瞳孔重心と第1プルキンエ像を取り込みます。
テキスト形式に変換されるデータは何ですか?
EyeLinkの基本システムに付属する変換ソフトを使用しEDFをテキスト形式にデータを変換します。
眼球の位置座標(X.Y)、瞳孔径、開始終了時刻のコメント(サッカード、注視、まばたき)、TTLの入出力のタイミング
データはどのような形式で保存されますか?
EDF(EyeLinkDataFile)というEyeLink特有のファイルに保存されます。
Q:データはどこに保存されますか?
Q:リアルタイムに眼球運動のデータを出力するには?
Q:刺激提示用PCに振るIPアドレスを忘れてしまいました。
Q:キャリブレーションはパスしますがバリデーションでNGがでます。
Q:サッカードの閾値が速度、加速度各々設定されていますが、両方の閾値に合致しないとサッカードと認識されないのですか?
Q:較正の結果を保存できますか?
Q:計測前のドリフトコレクションがパスしないのはなぜですか?
Q:EyeLink付属のSDKのコンパイラソフトは何を使えばいいですか?
Q:HostPCに保存されたデータはどのように処理すればよいですか?
Q:テキスト形式に変換後、Matlabに入れたいのですが?
Q:右目左目の選択は自動ですか?
Q:HostPCにTTLレベルの信号を入力したいのですが。
データはどこに保存されますか?
HostPC、DisplayPC(刺激提示用のPC)の両方に保存されます。
リアルタイムに眼球運動のデータを出力するには?
アナログボードをご使用ください。データは垂れ流しになります。お手持ちのデータロガーに入力してください。
→ オプションーアナログ出力ボード
眼球の位置座標、瞳孔径をリアルタイムに外部出力します。
他の生体信号との同期やお手持ちのデータロガへの入力が可能です。
注)本装置はEyeLink Portable Duoには対応しません。
刺激提示用PCに振るIPアドレスを忘れてしまいました
IPアドレス 100.1.1.2 サブネットマスク 255.255.255.0
キャリブレーションはパスしますがバリデーションでNGがでます。
キャリブレーションではターゲットと視線位置の相関を取っております。
ターゲットが表示されてる間にサッケード、まばたきが発生しなければどこを注視していてもパスします。
バリデーションではキャリブレーション時に取り込んだターゲットと視線位置を基に視線位置を確認します。
キャリブレーション時にターゲットを注視しなければバリデーションで注視してもパスできないことになります。
キャリブレーションでは良いキャリブレーション結果、悪いキャリブレーション結果があります。
良いキャリブレーション結果
悪いキャリブレーション結果
9つのターゲットが表示されたキャリブレーション結果です。緑色の十時のマークが視線を表しています。
いずれもキャリブレーションはパスしていますが、良いキャリブレーション結果は表示さらたターゲットの位置関係通りきれいな正方形を作っているのに対し、悪いキャリブレーション結果では異なる結果です。
サッカードの閾値が速度、加速度各々設定されていますが、両方の閾値に合致しないとサッカードと認識されないのですか?
速度、加速度、いずれかの閾値に合致するとサッカードと認識されます。サッカードの判定に7mSec程度かかります。
較正の結果を保存できますか?
EDFファイルにキャリブレーション、バリデーション結果、誤差の程度が表示されます。
計測前のドリフトコレクションがパスしないのはなぜですか?
EyeLinkが計算した視線と実際の視線が2.0を超えるとパスしません。
"drift_correction_rpt_error"で以下のように定義されています。
## drift_correction_rpt_error = <degrees>
;; Degrees of fixup so that the drift correction should be repeated.
drift_correction_rpt_error = 2.0
EyeLink付属のSDKのコンパイラソフトは何を使えばいいですか?
VisualStudioをご使用ください。
HostPCに保存されたデータはどのように処理すればよいですか?
EyeLink用に作成されたパーティションがデータで満たされるとEyeLinkが動作しなくなりますので、バックアップを取っていただくか削除してください。
データはEyeLink→ELCL→DATAに保存されています。
また同時にログファイルもバックアップもしくは削除してください。ログファイルはELCL→EXEにあります。
テキスト形式に変換後、Matlabに入れたいのですが?
テキスト形式に変換するとサッカード、まばたき、注視などのイベントマーキングされますが、Matlabなどに入力する場合は数値データのみのテキスト形式への変換も可能です。
右目左目の選択は自動ですか?
片眼計測の場合、計測する眼球はマニュアルで選択いただきます。
HostPCにTTLレベルの信号を入力したいのですが。
EyeLink 1000PLUS
ーよくあるご質問:製品使用上に関して ー
「HostPCにTTLレベルの信号を入力したいのですが。」をご覧ください
Q:ピクセルを角度に変換するには?
Q:頭部運動の許容範囲は?
Q:3D表示の視刺激への対応は?
Q:EEGとの同期について
Q:キャリブレーション/バリデーションの評価基準は?
Q:サッカードのアンプはどのように定義されていますか?
Q:輻輳角は求められますか?
ピクセルを角度に変換するには?
被験者の注視点がピクセルでデータ表示されますので、角度に変換する際には視角(Visual Angle)を求めます
DataViewerから
1点目の注視点のX座標、Y座標とX方向、Y方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
2点目の注視点のX座標、Y座標とX方向、Y方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
を求めます。
求め方
DataViewerのAnalysis→Reports→Fixation Reportより以下の変数を選択します。
CURRENT_FIX_X → 1点目の注視点のX座標
CURRENT_FIX_Y → 1点目の注視点のY座標
CURRENT_FIX_X_RESOLUTION → 1点目の注視点のX方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
CURRENT_FIX_Y_RESOLUTION → 1点目の注視点のY方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
PREVIOUS_FIX_X → 2点目の注視点のX座標
PREVIOUS_FIX_Y → 2点目の注視点のY座標
PREVIOUS_FIX_X_RESOLUTION → 2点目の注視点のX方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
PREVIOUS_FIX_Y_RESOLUTION → 2点目の注視点のY方向の分解能(1°あたりのピクセル数)
出力されたデータを以下の公式に入力します。
視角=sqrt[{(CURRENT_FIX_X - PREVIOUS_FIX_X)/[(CURRENT_FIX_X_RESOLUTION + PREVIOUS_FIX_X_RESOLUTION)/2]}^2 + {(CURRENT_FIX_Y - PREVIOUS_FIX_Y)/[(CURRENT_FIX_Y_RESOLUTION + PREVIOUS_FIX_Y_RESOLUTION)/2]}^2]
注意:上記の"分解能"は、計測前に定義するモニタのサイズ/解像度、モニター被験者間距離を基に算出されます。
頭部運動の許容範囲は?
EyeLink1000PLUS(リモート)以外では、計測中の会話やごく自然な動きに対して高精度の状態で計測可能です。
3D表示の視刺激への対応は?
正式に保証はしていませんが、実際にご使用になられ発表された文献がございます。
■Leopold, D. A., Plettenberg, H. K., & Logothetis, N. K. (2002). Visual processing in the Ketamine-anesthetized monkey: Optokinetc and blood oxygenation level-dependent responses. Experimental Brain Research. 143, 359-372.
■Knapen, T., & van Ee, R. (2006). Slant perception, and its voluntary control, do not govern the slant aftereVect: Multiple slant signals adapt independently. Vision Research. 46, 3381–3392.
EEGとの同期について
EyeLink IIの場合、脳波キャップを取り付けることができません。
写真のように、ヘッドバンドを外し別途固定台に取り付けて計測いただくことも可能です。
写真提供:法政大学 藤田研究室様
キャリブレーション/バリデーションの評価基準は?
キャリブレーション、バリデーションが終了するとGOOD、POOR、FAIRの3種類の結果が表示されます。
GOOD:最大誤差が1.5°未満 平均誤差が1.0°未満
POOR:最大誤差が2.0°以上 平均誤差が1.5°以上
FAIR:GOODとPOORの間
サッカードのアンプはどのように定義されていますか?
dx=(X1-X2)/((rx1 + rx2)/2.0);
dy=(y1-y2)/((ry1 + ry2)/2.0);
dist = sqrt(dx*dx + dy*dy);
サッカードの開始ポイントを(x1,x2)、サッカードの終了ポイント(y1,y2)
(rx1,ry1)をサッカードの開始ポイントのPPD(pixel -per-degree)
(rx2,ry2)をサッカードの終了ポイントのPPD(pixel-per-degree)
輻輳角は求められますか?
HREF計測モードを使用します。
輻輳角=angle × 57.296
angle (ラジアン)=acos((f*f + x1*x2 + y1*y2) / (sqrt((f*f + x1*x1 + y1*y1) * (f*f + x2*x2 + y2*y2))),
f=15000(定数)
(x1,y1)=右目のHREF値
(x2,y2)=左目のHREF値