脈拍測定トランスデューサは指先や耳朶から脈波を検出するためのトランスデューサです。
脈拍測定トランスデューサは血液密度の変化を記録するための赤外線エミッタとフォトダイオードで構成されています。エミッタが出力する赤外線は皮下組織を通って流れる血液によって変調されます。変調された反射光は、フォトダイオードの出力に変化を起こします。脈拍測定アンプ(PPG100C)と併用することにより、光電脈波の計測を可能にします。
・TSD200:指用
TSD200は指(または、身体のその他の部分にテープで留めることが可能)に簡単に取り付けるための伸縮性のVelcro®ストラップで構成されています。TSD200/SS4LAを指以外の箇所に固定する際はADD208電極用円形シールを使用して下さい。
・TSD200C:耳朶用
人間工学に基づいた設計で、装着性を向上させ、モーションアーチファクトの減少に役立ちます。TSD200Cは耳への取り付けるために設計されており、3mのシールド付きケーブルとイヤークリップが付属しています。
MRIでの計測にはTSD200-MRIトランスデューサとPPG100C-MRIアンプをご利用ください。
脈拍測定トランスデューサ仕様詳細
■仕様
方式 | 赤外線放射と光ダイオード検知 |
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放射/検知波長 | 860nm±60nm |
カットオフ波長 | 800nm(光学的ローパス) |
滅菌 | 有 |
標準出力 | 20mV(p-p) |
励起電力 | 6VDC@5mA |
ケーブル長 | 3m(シールド済) |
寸法 | 16(L)×17(W)×8(H)mm |
重量 | 4.5g |
MRI互換 | 有 (TSD200-MRI) |
インタフェース | PPG100C(脈拍測定用アンプ) |