EMG100C-MRIは、MRIなどの高磁場環境内で筋電図計測を行うことができるようフィルタ回路を加えたアンプです。
筋線維の活動によって発生する電位を計測するためのアンプです。どの部位の筋肉を使用しているか、またどれぐらい負荷がかかっているか評価することが可能になります。
電気刺激と神経伝動速度の算出をおこなうことができます。
MECMRI-BIOP、LEAD108シリーズなどの金属製ではない電極類とあわせてご利用ください。単極誘導を行う場合は、JUMP100C-MRIを追加してください。
MRI内で使用可能な握力計もラインアップしています(TSD121B-MRI)。
MRI対応皿電極などへ変更することにより、動物の筋電図計測にも対応します。
ソフトウェア(AcqKnowledge)と組み合わせることによって、リアルタイムモニタ / カメラ映像との同期取込 や 積分筋電図 / RMS / %MVC / 中間周波数 / 平均周波数 などの算出が可能です。
MRI用筋電図アンプ仕様詳細
積分筋電
周波数解析
筋活動検出
実効値
■筋電図取込みに必要なシステム構成例
MP200
EMG100C-MRI
LEAD108シリーズ
EL508
MECMRI-BIOP
上記は筋電図1chの構成です。
チャンネル数、双極、単極など計測条件により構成品が異なります。
■仕様
利得 | ×500, ×1000, ×2000, ×5000 |
出力レンジ | ±10V(アナログ) |
応答周波数(高域側) | 500Hz, 5000Hz |
応答周波数(低域側) | 1.0Hz, 10Hz, 100Hz |
ノッチフィルタ | 50dB除去(50/60Hz) |
ノイズ電圧 | 0.2μV(10Hz―500Hz) |
入力インピーダンス | 2MΩ(差動),1000MΩ(同相) |
CMRR | 110dB 最小(50/60Hz) |
CMIV | ±10V(アンプGND),±1500VDC(メインGND) |
寸法 | 40(W)×110(D)×190(H)mm |
重量 | 350g |
入力電圧レンジ | Gain Vin(mV) 500 ±20 1000 ±10 2000 ±5 5000 ±2 |