最大4chまでの生体電気信号を取り込み解析可能なモデル。
3種類のパッケージ(Basicモデル、Advancedモデル、Ultimateモデル)をご用意しており計測に必要なソフト、トランスデューサ、リード線は全て構成品として含まれています。(PCは別売です)
リード線やトランスデューサを追加で買い足すことにより計測できる生体信号の種類を増やすことも可能です。
対応計測
■筋電
■脳波
■心電
■眼球運動(EOG)
対応計測
■筋電
■脳波
■心電
■眼球運動(EOG)
■脈拍
■呼吸
■皮膚電気反応
■反応時間
■呼吸流量
対応計測
■筋電
■脳波
■心電
■眼球運動(EOG)
■脈拍
■呼吸
■皮膚電気反応
■反応時間
■呼吸流量
■血圧測定
■心音測定
ソフトウェア
■ 実習専用ソフトウェア「BSL レッスン」「PRO レッスン」
■ 汎用ソフトウェア「BSL PRO」
ハードウェア
■ データ計測ユニット「MP36」
■ 各種トランスデューサ
注)
Student Labはアプリケーション別に、基本システムを多数ラインアップしています。各システムの違いは構成に含まれるトランスデューサが異なります。トランスデューサは単体での販売もしていますので後で追加することも可能です。
BSL レッスンとは......
ケーブルの接続手順や方法、被験者への電極貼付方法から解析まで、ソフト上にわかりやすく手順が表示されますので、指示通り作業するだけで学習から実験までを簡単におこなえます。
動画での説明もソフト上で確認できるからスムーズ!
PRO レッスンとは......
推奨設定を基にテンプレート化された60種類のグラフからお選びいただけます。
BSLレッスンで計測内容、設定方法を学習してからご使用いただくと、理解度がより深くなります。
ソフト上でマニュアルを確認しながら作業ができるので簡単。
計測方法の指示も出してくれるので便利。
BSL PROとは......
グラフ設定、計測内容の選択を任意におこなえます。
[設定内容]
リアルタイム (IIR,FIR)フィルタ、イベントマーキング、トリガ設定、取込みサンプリングレート、サウンドフィードバックなど
[解析]
ヒストグラム、FFT、周期検出、心拍検出、心拍変動など
[処理]
フィルタ(IIR, FIR)、関数演算、積分、導関数、微分、移動平均など
MP36とは......
専用ハードウェアです。PCとの接続はUSBで簡単。アナログ入力は最大4ch対応。24bitA/Dコンバータ。
[出力機能]
ヘッドフォン(1ch):1/8'' もしくは 3.5mm フォンジャック
アナログ(1ch):DB9ピン オス端子
デジタル :DB25ピン オス端子
[入力機能]
デジタルトリガ(1ch):BNC TTLレベル(ポジティブ、ネガティブ)
デジタルトリガ(4ch) :DB25ピン オス端子
アナログトリガ(4ch) :1ch〜4ch
デジタル :DB25ピン オス端子
[アナログフィルタ]
ローパスフィルタ:20KHz
ハイパスフィルタ:0.05Hz , 0.5Hz ,5Hz
注)ソフト上で別途デジタルフィルタ設定が可能
お選びいただくパッケージによっておこなえるレッスンの種類、数が異なります。
レッスンとパッケージ | Basic | Adv | Ult | HPY | APH | BIO | EXP | PSY | BME | PHA | |
・Lesson1:EMGⅠ 筋電図基礎 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson2:EMGⅡ 筋電図応用 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
・Lesson3:EEGⅠ 脳波計測基礎 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson4:EEGⅡ 脳波計測応用 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson5:ECGⅠ 心電図基礎 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson6:ECGⅡ 心電図応用 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson7:ECG&Pulse 心拍数 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
・Lesson8:RSP 呼吸サイクル | ● | ● | ● | ● | |||||||
・Lesson9:GSR&ポリグラフ | ● | ● | ● | ● | |||||||
・Lesson10:EOG 眼球運動基礎 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
・Lesson11:反応時間 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
・Lesson12:呼吸流量Ⅰ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
・Lesson13:呼吸流量Ⅱ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
・Lesson14:バイオフィードバック | ● | ● | ● | ● | |||||||
・Lesson15:有酸素運動 | ● | ● | ● | ● | |||||||
・Lesson16:血圧測定 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
・Lesson17:心音測定 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
BSLBSC(BASICシステム)
ハードウェア、ソフトウェア、ケーブル類が含まれています。Lesson用ソフトウェアとマニュアルを使用することにより筋電図、心電図、脳波など6レッスンを行うことが可能です。
BSLADV(ADVANCEDシステム)
BASICシステムに加えて、脈波、GSR、呼吸、反応時間、皮膚温度の計測を行うためのトランスデューサが含まれます。ADVANCEDシステムでは全17レッスン中14レッスンを行うことが可能です。
BSLULT(ULTIMATEシステム)
ADVANCEDシステムに加えて、血圧、心音、握力を計測するためのトランスデューサを含み、17レッスン全てを行うためのトランスデューサを含んだシステムです。また刺激モジュール等も付属していますので、すでに用意されているレッスン以外の実習や研究用途などに幅広くお使いいただくことができます。
BSLHPY(人間生理学用システム)
人間生理学用システムは、人間の循環機能に関する計測や解析を行うためによく使用されるトランスデューサや電極を含むシステムです。主に計測できる項目は心電図、呼吸流量、血圧ですが、筋電図、眼球運動、胃電図、握力等の計測も可能です。
BSLAPH(動物生理学用システム)
動物実験や組織実験によく使用される刺激反応モジュールや電極等を含んだシステムです。神経反応などの実習やご研究にお勧めのシステムです。
BSLBIO(生物学用システム)
全システムの中で一番多くの付属品が含まれ、多種多様な実習、計測及び解析に対応するシステムです。人間を対象にした実習や研究用途にはもちろん、動物や組織実験にも対応します。
BSLEXP(運動生理学及びバイオメカニクス用システム)
運動生理学でよく計測される指標を測る為のトランスデューサを含んだシステムです。オプション類を更に追加することにより呼気代謝測定や関節角度の測定等、さらなる拡張が可能です。
BSLPSY(精神心理学及び神経生理学用システム)
心理学でよく用いられる自律神経系の指標を測る為のトランスデューサを含んだシステムです。心理的動揺による生理反応の計測や解析にお勧めです。
BSLBME(医用工学用システム)
生体の信号を計測し工学的に信号を解析したり、ブレッドボードにより回路設計を行うことが可能です。信号処理やハードウェア開発等の基礎知識習得にお勧めです。
BSLPHA(薬理学及び毒性学システム)
薬理学及び毒性学システムは動物を用いた薬理実験によく使用される刺激反応モジュール、電極、張力計、血圧計を含んだシステムです。薬理実習やご研究にお勧めのシステムです。
Student Labは心電図、脳波、筋電図、皮膚電気反応、脈波、呼吸、皮膚温度、血圧、心音などの生体信号を実際に計測しながら学習することができる実習システムです。
Student Labのシステムは、実習専用ソフトウェアと実習用マニュアル、生体信号の計測に必要なハードウェアが付属し、Student Labだけで基礎医学を学ぶことができます。
実習専用ソフトウェアと実習用マニュアルには17レッスンが用意されており、1つのシステムで2,3人が協力して実習を進めるようになっています。米国では生理学実習書にBiopac Student Labのレッスンが組み込まれていて、学生が生理学を学ぶ為に用いられる機器として広く知られています。
また汎用のソフトウェア(BSL PRO)もシステムに含まれますので、独自のレッスンを作成したり、Student Labを研究用途で使用することも可能です。
一般的なシステム構成
パソコン + 基本システム(MP36,ソフトウェア,実習用マニュアル) + 各種トランスデューサ