EyeSeeTec
EyeSeeCam Sci
基礎研究用VORゲイン検査装置
EyeSeeCam Sciは、内蔵されたイナーシャセンサで記録する頭部運動とハイスピードカメラで記録する眼球運動を同期し高精度で記録します。
スリップを最小限に抑えた設計のゴーグルと220Hzのサンプリングレートで両眼同時記録が可能であるため、頭部運動に対する眼球運動の記録、解析に最適な装置です。
vHITの記録の他、実世界でのVORにも対応可能です。
メガネ装着時でも計測可能なオプションゴーグル
メガネ装着時でも計測ができるゴーグル設計もご用意しておりますので被験者の条件も緩和されます。
簡単キャリブレーション
計測前におこなう視線キャリブレーション、頭部キャリブレーションは容易に短時間で!
視線キャリブレーション
頭部キャリブレーション
刺激/負荷テスト
刺激又は負荷を加える特殊検査:OKN、アイトラッキングテスト、サッカードテスト、注視眼振テストに対応。
カスタム可能な刺激を提示用PCに提示し眼球の反応を記録します。
各刺激に対する反応を波形と数値で視覚化し定量的な評価をおこなうことが可能です。
vHIT検査
水平方向(外側半規管)および垂直方向(前半規管および後半規管)の前庭眼反射(VOR)の機能評価が短時間かつ簡便に行えます。
軽量でコンパクトなゴーグルのため、頭部回転刺激時にゴーグルのずれがなく正確な計測を実現します。
ゴーグルに装着するカメラ本体には眼球収録用の高速CMOSカメラと頭部の動きを検出する慣性センサが内蔵されており、頭部と眼球の動きを記録することができます。
検査中はリアルタイムに波形表示され、Catch Up Saccadeの有無も簡単に確認出来ます。
検査中、頭部回転刺激を行うごとに検査手技が適切だったかの判定が行われ、波形上に合否判定表示されます。検査手技が適切かどうかを検査実施者が都度確認できます。
検査完了後は自動的に結果表示がされるので、短時間で半規管の機能評価が行えます。
運転中のVOR
実車走行時環境下でのVOR検査を実現。
ストレスや覚醒状況の評価に最適な装置です。
ドライバの眼球運動からストレスや眠気予兆の検知をおこない、覚醒度を評価する指標になるという研究結果もあります。
データ解析はMatLabにて対応
計測結果で確認できる位置座標、速度波形、ゲインは全てMatLab形式ファイル/テキスト形式ファイルに出力
仕様と特徴
- 軽量カメラ/軽量ゴーグル
- 6-DOFイナーシャセンサ内蔵
- 眼球運動と頭部運動の同期
- 最大500Hzサンプリングレート
- スリップ最小限設計ゴーグル
- 被験者負担軽減